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顔の見える関係を~城山地区社協~(相模経済新聞平成27年2月10日号掲載)

城山地区社会福祉協議会 会長 熊谷 達男

城山地区社会福祉協議会では、大人や子供向け福祉講座の開催、ボランティアやサロン等の活動支援等を行っています。小地域活動支援事業で、地区内3か所に住民運営による住民交流の場が設けられました。
「近所との付き合いが減っている地域」、「高齢化率が50%に近い地域」、「人口減少と少子化が進む地域」と、課題は違います。しかし、「いざという時のために顔の見える関係づくりの場が必要だ」という思いは共通しています。その思いが住民の交流の場をつくるきっかけとなりました。

なごまーるでしめ縄づくりをしている写真

しめ飾りを教え合う地域住民

地域の民生委員児童委員、高齢者サロンや子育てサロン関係者、ボランティア等の協力によって月1回、開催されています。
毎月第3木曜日開催の「原宿なごまーる」は自治会館分館で行われており、棚やカーテンはスタッフの手作りで家庭的な趣があります。気さくなスタッフがいつでも誰でも受け入れ、笑い声が絶えません。毎月第3金曜日開催の「若葉ほっこりーな」は自治会館のホールで子どもの声が鳴り響く傍ら、高齢者が会話を楽しんでいます。丘陵地に住宅街があるため、高齢者の方々には、交流の場の開催日に近くのスーパーへの買い物ツアーも行きます。

 

毎月第4日曜日開催の「ふれあいカフェ」は高齢者施設のスマイルデイサービス城山の施設を借りて実施しています。89歳の男性のハーモニカ演奏と一緒にみんなの歌声が元気に聞こえてきます。
顔の見える関係づくりを進めていますが、今後、相談窓口や福祉活動の協力者を増やしていく等の課題に向けて、話し合いを進めているところです。